LED全光束測定システム(LED-100P)

本装置は、砲弾型、面実装型LED単体および基板に実装された複数の砲弾型、面実装型LEDの「光学特性」を温度制御した状態と温度制御しない状態で測定 することを目的とします。積分球を使用しLED専用電源により電流(電圧)を指定して測定します。特に今回は全放射エネルギーも測定可能としました。

製品仕様

特長

積分球&マルチチャンネル分光器によるLED全光束の計測に用いる本装置は米国国立標準技術研究所(NIST)でトレーサブルな波長ごとにエネルギーの値付けが為された標準ランプを使用して較正しております。

 

測定項目

光学特性:φ300の積分球を使用し、設定温度、設定電流(電圧制限あり)で測定。

LEDについて以下の光学的測定が出来ます。

1 全光束[lm]
2 全放射束[W]
3 分光放射分布[W/nm]
4 XY表示系における3刺激値X,Y,Z
5 xy座標による色度
6 uv座標による色度(CIE1960UCS色度座標)
7 ドミナント波長[nm]
8 純度(purity)
9 相関色温度(Tcp)[゜K]
10 黒体放射軌跡からの偏差(duv)
11 平均演色評価数(Ra)
12 特殊演色評価数(R1~R15)
13 ピーク波長[nm]

測定設定範囲

設定温度範囲 5°C~70°C
設定電圧範囲 0~32[V]
設定電流範囲 0~2[V]

システムブロック図

◇弊社積分球システムは照明用白色LED測光方法の下記規格に準拠しております。
2007年(平成19年)7月20制定
日本工業規格 JIS C8152:2007 照明用白色発光ダイオード(LEDの測光方法)

 

◆積分球サイズ:標準でφ300を用意していますが、その他のサイズについてもφ100、φ200、φ500、φ1000など御注文に応じます。

LED全光束測定システム(LED-100P)